コーチング3つのポイント
ゴルフはすぐに上達できるスポーツではありません。ですが、上達の近道は必ずあります。
スイングや技術については勿論ですが、ゴルフコーチとして生徒との関わり方が重要だと考えています。
まず、ゴルフレッスンをおこなう時に1番気をつけていることは、コーチの伝え方が生徒に相違がないように受け入れられているかを注意し、日々レッスンをおこなっています。
これまでのレッスン経験で、ゴルフ用語の解釈は沢山あることに気づき、同じ言葉で伝えたつもりが全く異なって受け入れられてしまうことがありました。
例えば、手打ちやボディターンなどがその典型的なゴルフ用語で、どちらも必要ですが解釈によってはやってはいけない、逆にやり過ぎてしまうことで、上達のスピードを妨げてしまわないよう細心の注意をはらっています。
次に、生徒の現状と目標を理解し、スイングの根本原因をお伝えし、どういう取り組みが必要なのかを最初に明確にすることで、最適な練習プランを提供していきます。また、生徒のレベルや練習、ラウンドする頻度に合わせレッスンに通っていただく頻度もご案内します。毎週通っていただく方もいますが、月2回ほどの頻度が最も多く、その理由としてレッスンでは必ずドリルをお伝えし、それをしっかり練習していただき、「上手くできているが真っ直ぐ飛ばない」、「取り組んではみたが上手くできない」など、そのフィードバックをいただきたいからです。
そして、なぜそうなってしまうのか(why)を紐解き、どのようにしたら良いのか(how)を納得いくまでお伝えします。
最終的には生徒が自分自身をコーチできるよう、自分のスイングを客観的に見れるようになってもらうことがゴールになります。
ゴルフは個人プレーのスポーツです。練習でもラウンドでもプレーするのは自分になります。その日の体調やメンタルにスイングは左右されやすいことを理解し、自分を自分でコーチすることで、日々の変化に修正を加える力を身に付ける必要があります。
それを最も確認できるのがラウンドレッスンです。多くの方の最終目標は、ゴルフ場で良いプレーをすることだと思います。ラウンドレッスンでは練習場とのスイングのギャップを無くし、状況別の選択、ショートゲーム、コースマネージメントで成功体験を構築し、ゴルフスキルの底上げをしていきます。